Booostは2025年12月23日、阪急阪神ホールディングスにSX推進向けシステム「booost Sustainability(Cloud)」の提供を始めた。都市交通、不動産、エンタメなど6事業にまたがる国内外約500拠点のサステナビリティ関連データを集約し、分析できる体制を整える。背景には、温室効果ガス排出量をより正確に把握し削減策へ迅速につなげる必要性と、金融商品取引法に基づくサステナビリティ開示基準(SSBJ)適用を見据えた収集体制の強化がある。採用理由として、多拠点でも承認・確定といったデータガバナンスの手順を無駄なく回せる設計、外部システムからのデータ連携の柔軟性、排出量算定に必要なマスタ設定の充実を挙げた。今後はグループ横断の非財務データ活用を進め、脱炭素と企業価値向上の取り組み加速が焦点となる。

source: PR TIMES

Share.